無自覚なことが多い女性のクラミジアの症状

女子高生

クラミジアは性感染症の中でも感染数が多いのが特徴です。日本の場合には、特に女子高生などの若い年代に多くなっています。
どうして女子高生の感染が多くなってしまうのか、それはクラミジアに感染をしてもその大半が症状に気が付かず無自覚であるケースが多いからです。
クラミジアは実際に症状が出ても、それが表に出にくく、時には感染自体に気が付かないというケースも少なくありません。
無自覚であれば、感染に気がつかないまま周りにクラミジアの感染を拡大していく恐れもでてきます。
また、クラミジアの恐ろしい点はそれだけではありません。一度感染してしまうと自然に治るということはないため、人によっては症状がどんどんと悪化してしまうことになります。

先に挙げたように女性がクラミジアに感染しても無自覚なことが多いわけですが、だからと言って全く症状があらわれないのかと言われればそうではありません。
感染が広がっていけばそれだけ不快な症状もあらわれやすくなりますし、気が付いた時には炎症が性器以外にも広がっているなんてケースも考えられます。
具体的に、クラミジアの症状にはどういったものがあるのかといえば、女性の場合であればおりものの変化が挙げられます。
おりものの色が黄色っぽくなる、あるいは雑菌が繁殖することによって臭いがきつくなったり、患部にかゆみが広がっていきます。
クラミジアの菌が尿道付近にまで広がっていけば排尿痛が生じることもあるでしょうし、それによって尿道炎が引き起こされる可能性もあります。
もちろん、すべての人にこうした症状があらわれるというわけではありませんが、おりものに何かしらの変化を感じた場合にはクラミジアの感染を疑っていくようにしましょう。
日本の場合、こうしたクラミジアに関する認識が若い年代で浸透していないがために感染が広がっています。
まずはこうしたクラミジアに関して正しい知識を身に着けていくことからはじめていきましょう。

妊婦がクラミジアになってしまった場合

妊婦がクラミジアに感染してしまった場合、結果的に母子感染のリスクを高めてしまいます。
お腹の中の胎児にすぐにクラミジアの原因菌がうつってしまうというわけではありませんが、出産の際には産道を通るタイミングで菌が赤ちゃんの身体に入ってしまいます。
母子感染はこの産道を通るタイミングで起こり、赤ちゃんの粘膜を通して感染がおこります。口や鼻、目などの粘膜に感染が起これば、それが赤ちゃんの結膜炎や肺炎を引き起こしていきます。
赤ちゃんはとりわけ抵抗力が弱いので、軽度の結膜炎、肺炎も重症化する恐れがあります。こうしたクラミジア感染のリスクはできるだけ減らしていくことが大切になってきます。
本来であれば、妊婦にクラミジア感染が確認されれば妊娠中の段階で治療するのがベストです。その対応は早いに越したことはありません。
もしも感染に気が付かず菌の増殖を放置してしまうと、最悪破水を招く恐れも出てきます。
赤ちゃんを覆っている羊膜にまでクラミジアの原因菌が入り込んでしまうと、それが破水を引き起こしていきます。早産や流産のリスクがそれだけ高まっていくということです。

妊婦であれば、定期健診の段階でこうしたクラミジアに感染しているかどうかをチェックしていきます。
この段階で感染が分かれば、治療に入ることができますし、それによって先に挙げたようなリスクは回避できます。
生まれてくる赤ちゃんのためにはもちろんのこと、抵抗力の弱くなっている母体にもクラミジア感染は時に危険を招きます。
重大な症状、事態を引き起こす前にしっかり対処していくようにしましょう。おりものの変化には敏感になること、定期的な検査によって早期の段階で治療に取り組むのが性病対策には必須となってきます。