クラミジアを放置すると手術する場合がある

クラミジアは男性が感染した場合に比べ、女性の感染者は症状に気付きにくい特徴があります。
初期症状としては、おりものが多くなることやおりものの色が変化するなど、注意していてもクラミジア感染を確証させる、はっきりしたものではありません。
そのため、クラミジアの治療を行わず放置してしまう結果、病状が進行して悪化させてしまいます。
クラミジアは性器周辺に発症し、進行させてしまうことでクラミジアを起因とした内臓の炎症が起こり、細胞組織が壊死してしまいます。ここまで進行して重症化した場合は、手術が必要となります。
女性の場合は男性と異なり、膣内に入った精液が出難い構造をしています。それで、男性よりもクラミジアに感染しやすいといわれています。

クラミジアは性病の中でも感染力がとても強く、感染者との粘膜に直接接触する性行為を行ったならば、50%の確率で感染してしまいます。
そして若年齢の感染者が近年増加傾向にあり、18才から19才の感染率は10人に3人とされ、低年齢化が問題となっています。
クラミジアははじめに、子宮頸管部の粘膜(膣の奥・子宮の入り口)に感染します。この部分には痛みを感じる神経がほとんどないので、痛いという感覚はありません。
そして、進行していくことで、子宮内膜炎や卵管炎、腹膜炎となります。卵管の入り口は腹腔口と繋がっているので、最悪の場合には骨盤内腹膜炎を起こします。
骨盤内腹膜炎は手術が必要となり、その症状といえるのが腹痛や生理痛、時には常に痛みがある上腹部痛が起こります。
これは、クラミジアが肝臓の裏側へ侵入して、肝臓周辺に炎症や壊死を起こしているのです。
クラミジアは感染して症状が現われるまで、潜伏期間がそれぞれあります。男性は当日から1週間ほどとなり、女性の場合は2週間の潜伏期間があります。
早期に発見できれば薬物治療が可能です。身体の変調に注意して、できる限り重症化して仕舞う前に費用は掛かりますが病院で検査をしてください。

手術が必要な性病はある?

性病には幾つかの種類があります。ヘルペスや淋病など、そのほとんどは薬物治療が基本となります。
ですが、尖圭コンジローマは切除する必要があります。尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスを原因として発症します。
尖圭コンジローマは性器や肛門周辺や大腿、まれにですが口腔内と口唇に、ニワトリの鶏冠状のものやカリフラワー状、または乳頭状のイボが出来ます。
この尖圭コンジローマは大量のヒトパピローマウイルスがキズ口から侵入し、イボ状の突起物を形成します。
尖圭コンジローマを発症するヒトパピローマウイルスは良性のものですが、悪性のヒトパピローマウイルスは子宮頸ガンの原因となりますから注意が必要です。男性の場合は陰茎・亀頭・陰嚢などに現れます。

尖圭コンジローマはクラミジアと同様に子宮頸管部にでき易く、この部分は痛みを感じる神経がほとんど通っていないので、麻酔を使わずに液体窒素による冷凍凝固や電気メス、炭酸ガスレーザーなどで切除ができます。
電気メスや炭酸ガスレーザーでの治療は約10分ほどで完了します。治療は1回で済む場合と、尖圭コンジローマの形状や数によっては数回の切除が必要な場合もあります。
冷凍凝固や電気メスでの治療費用は、保険適用となるので、4000円から7000円ほどとなります。
男性の場合、外科手術で尖圭コンジローマを切除できますが、ヒトパピローマウイルスを完全に消滅させることは困難といわれます。
手術をして3ヶ月以内に約25%の方が再発しています。また、男性にはヘルペスのウイルスも、包皮の神経部に潜伏するといわれます。
医学的確証はありませんが、この部分を切除することで、ウイルスを完全に除去できるという説もあります。